こんにちは!菊地英恵です!
最近、「見立て方がわからない」
「施術の組み立て方がわからない」
というお声をちょこちょこ聞くので、
ちょうど今朝施術させていただいた
こちらの方の施術を

どんな風に見立てて、組み立てたか?
施術録をシェアします!
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30代 男性の方
<症状>
・腰全体の重だるさ
・寝ても疲れが抜けない
とのことでした!
(重だるさのケースって
「どこってより腰全体がなんとなく」
っていう方多いから、
痛みの再現がない分、検査もしづらいし、
原因の特定をするときは
「え、どこ?」って困ることあるよね笑)
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<見立て>
・右臀部のハリ、盛り上がりが強い
・骨盤左後傾

・右肩の下がり強い
・左横隔膜下がり、左肩上がり
明らかに左右差が強く、
体が一生懸命バランスをとりながら
直立を保ってる方でした。
プラスの極性が強い右肩周りの緊張と
マイナスの極性が強い左下半身の歪み、
特に口腔、骨盤腔が狭いことから
人からどう見られてるか?という意識が強く
・自己主張できないストレスと
・人の意見に流されやすい、
という傾向が現れてる気がしました。
そんなことを考えながら
さて、施術スタート!!!
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<施術流れ>
◉うつ伏せ
1、右臀筋の緊張を辿ると、
右足首外顆の癒着へ到達しました。
外顆を対角で繋ぎ、
足関節内の空間を広げるよう施術。
→右臀部の盛り上がりOKに!!
2、左腸骨後傾
左臀部の緊張をたどると左足首内顆へ到達
外顆同様、対角で挟んでみても
電気シグナルが繋がる感覚がなく、、
内顆をさらにたどると
第一中足骨ー第二中足骨間で電気シグナルが繋がり、
そこを広げると、内顆が動き始めた!
逆再生してるのをサポートしながら、
動きが止まるまで待って、、
さらに、左ASIS、大腿筋膜張筋も過緊張だったので
たどりながら、足関節の最終調整も完了!
→骨盤見ると、綺麗な位置におさまってました🎵
3、腰部の筋群は、下への引っ張りっが解放され、
特に右広背筋付着部付近へ引っ張られてるのが
残ってる状態に!
右肩関節に空間広げながら
腸骨稜沿いに隙間を作っていく
起き上がったら
「前面がもんのすごい重い〜、、
起き上がるのしんど!!」
って言いながら、立ってました(笑)
下の方に沈殿してたものが巡って
だるくなってるんだろうなあ と思いながら
さ、次は仰向けへ!笑
◉仰向け
4、左鼠蹊部をたどると、恥骨結合へ
恥骨結合と骨盤腔を広げる
→横隔膜の左右差OKに!しかも、横隔膜やお腹緩んでた!
本当はこのまま胸腔の空間広げて、
胸肋部を緩めたかったけど
今日はここでタイムオーバー!
1〜4の施術時間は30〜35分くらいだったと思います!
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<ビフォーアフター>

横隔膜から下がメインだったから
もう少し肩を開きたかったけど
骨盤が安定したから
肩の高さはだいぶ揃ってきてよかった!
写真ではわかりにくいけど、
ちょこっと右側にズレてたお腹が
真ん中に近づいきてる!
ん〜〜、もう少しおさめたかった!悔しい!!
次回はもう少し胸部、腹部を調整しよう!!

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<ご感想>
・「意識はあるのに、いびきかいてるのが自分でもわかった」
(これは脳波がシータ波の状態!
シータ波=瞑想状態や寝落ち寸前のまどろみ状態の時の脳波。
1日20分シータ波でいられると免疫力が上がるらしい!)
・うつ伏せから起き上がった時は、異常なほど体が重かった。
仰向けから起き上がった時は巡ってて、フラフラしたけど
それが落ち着いたら、重心が安定してるのがわかる。
・腰の重だるさはなくなった!
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とのことでした!
明日の朝、眠りの深さや疲れの残り方にも
変化を感じてもらえたらいいな!!
少しでも施術が楽しくなったり、
施術することがワクワクしたりするようなきっかけを
このブログで作れたらなと思ってます!
このなっがーい文面を
最後までご覧いただき、有難うございました!!
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